Nano Banana 2 を計測しました|11秒で返ってきて、角度の指定が効きます

読了目安 3分

Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image)は、実測した中で最も速いモデルです。そして、角度の指定が実際にその角度で出た唯一のモデルでもあります。ただし制約もはっきりしています。

計測した結果

項目実測値
所要時間約11秒(10〜13秒)
1枚あたり原価$0.068
出力形式JPEG
計測日2026-08-28(OpenRouter経由)

GPT Image 2 の約24秒に対して半分以下です。作り直しを何度も重ねる作業では、この差がそのまま作業時間に効きます。一方で1枚あたりの原価は3.6倍です。

角度の指定が効く

「30度から」「60度から」と指定すると、実際にその角度で出ました。他のモデルでは正面寄りに戻ってしまう指示です。カメラアングルを決めた作例をつくる用途では、この性質が決定的な差になります。

ユイ

11秒だと、待っている感じがしないですね。

サキ

ただし1回1枚です。5枚見るなら5回動かすので、そこで差が縮まります。

崩れるのは分割レイアウトと文字

複数コマに分けたレイアウトや、画像内に文字を入れる指図は崩れます。ここは GPT Image 2 のほうが素直に従いました。得意分野がちょうど逆になっているので、工程で使い分けることになります。

受け付けるパラメータ

パラメータ受け付ける値
アスペクト比1:1 / 2:3 / 3:2 / 3:4 / 4:3 / 4:5 / 5:4 / 9:16 / 16:9 / 21:9
解像度512 / 1K / 2K / 4K
枚数1枚のみ
参照画像最大14枚
2026-08-28実測。

一方、解像度を選べるのはこのモデルの利点です。512 から 4K まで指定でき、GPT Image 2 のように解像度パラメータが存在しない、ということがありません。

ブラック先輩

角度が要るならこれ。並べたレイアウトが要るなら別のモデルにする。

向いている使い方

  • 何度も作り直して詰めていく作業
  • カメラアングルを指定した作例づくり
  • 解像度を自分で決めたいとき

向いていない使い方

  • 1回で複数の候補がほしいとき(1枚固定)
  • 分割レイアウトや、画像内に文字を入れたいとき

よくある質問

Nano Banana 2 はどれくらい速いですか?
実測で約11秒(10〜13秒)でした。同条件で GPT Image 2 が約24秒、Seedream 5.0 Lite が約41秒です。
1回で複数枚を出せますか?
出せません。1回1枚の固定です。候補を並べたい場合は実行回数がそのまま原価になります。
同じ人物を保てますか?
条件つきで保てました。ただし参照1枚から確実に保ちたい場合は GPT Image 2 のほうが安定します。比較記事に条件を書いています。
この記事を書いた人unsketch 編集部

生成モデルを同じ条件で動かして、かかる時間と料金、出力の癖を記録しています。載せている数字はすべて自分たちで計測したものです。