画像生成AIの料金を比べました|1枚 $0.019〜、設定ひとつで7倍になります

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画像生成AIの料金は「1枚いくら」で語られがちですが、実際には同じモデルでも設定次第で原価が数倍変わります。この記事では、実行して請求された金額だけを載せます。

標準的な設定での1枚あたり原価

モデル1枚あたり原価所要時間1回の生成枚数出力形式
GPT Image 2$0.0174〜0.0229(約 $0.019)約24秒1〜10枚PNG
Nano Banana 2$0.068約11秒1枚のみJPEG
Seedream 5.0 Lite$0.035(固定)約41秒1〜4枚JPEG
2026-08-28実測、OpenRouter経由。

この条件では GPT Image 2 が最も安く、Nano Banana 2 が最も高い。所要時間は逆順です。速いものほど高い、という素直な並びになりました。

品質設定を上げると原価は7倍近くになる

GPT Image 2 には品質の指定(auto / low / medium / high)があります。上の $0.019 は auto での値です。同じモデルで、アスペクト比を16:9、品質を high にして実行したところ、次のようになりました。

設定原価所要時間
auto / 1:1約 $0.019約24秒
high / 16:9$0.129972.3秒
GPT Image 2。上段は2026-08-28、下段は2026-08-31実測。
ユイ

1枚いくら、で比べるのではだめなんですか?

サキ

一発では決まりません。採用する1枚までに何回動かしたかで決まります。

採用する1枚あたりで計算する

生成は一発では決まりません。実際の原価は「採用する1枚を得るまでに何回実行したか」で決まります。ここで効いてくるのが1回の生成枚数です。

Nano Banana 2 は1回1枚しか出せないので、5枚見たければ5回実行して $0.34 かかります。GPT Image 2 は1回で10枚まで出せるため、5枚見ても約 $0.095 です。1枚あたりの表示価格は3.6倍差ですが、選別を含めると差はさらに開きます。

候補を5枚見るまで実行回数合計原価
GPT Image 21回(5枚同時)約 $0.095
Nano Banana 25回$0.34
Seedream 5.0 Lite2回(4枚+1枚)$0.07
各モデルの1回あたり生成枚数の上限から算出。単価は上表の実測値。

解像度は値段ではなく、通るかどうかに関わる

Seedream 5.0 Lite は1枚 $0.035 の固定で、解像度を上げても単価は変わりません。ただし解像度の指定には下限があります。

GPT Image 2 にはそもそも resolution パラメータがありません。解像度を送っても無視されるのではなく、対応していないパラメータです。モデルごとに受け付ける設定が違うので、共通のUIで同じ項目を出すと、どこかで嘘になります。

ブラック先輩

「とりあえず high」が一番高くつく。仕上げの1枚だけでいい。

料金の見当をつける手順

  • 試行は auto 品質で回す。仕上げの1枚だけ品質を上げる
  • 1回の生成枚数の上限を使い切る。実行回数が減ると原価も待ち時間も減る
  • 解像度の下限・非対応をモデルごとに確認する。通らない設定は原価以前の問題になる
  • 動画は画像と桁が違うので、同じ見積もりに混ぜない

よくある質問

一番安い画像生成AIはどれですか?
実測した3モデルの中では GPT Image 2 が最も安く、1枚あたり約 $0.019 でした。ただし品質設定を high にすると $0.1299 まで上がるため、設定込みで比較する必要があります。
品質設定は上げたほうが良いですか?
原価が約6.8倍、所要時間が約3倍になります。試行段階は auto、採用が決まった1枚だけ high、という使い分けが実用的でした。
動画生成の料金はどれくらいですか?
画像とは桁が違います。Wan 3.0 は480p・2秒の実測で $0.2125 でした。詳細は動画の原価を扱った記事にまとめています。
この記事を書いた人unsketch 編集部

生成モデルを同じ条件で動かして、かかる時間と料金、出力の癖を記録しています。載せている数字はすべて自分たちで計測したものです。