
AI動画の料金は表示の2倍でした|Wan 3.0 と Seedance 2.5 を計測
動画生成の見積もりを「秒単価 × 秒数」で立てると外れます。実測したところ、表示価格の2倍以上が請求されました。この記事はその記録です。
Wan 3.0 は表示価格の2倍以上かかった
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 提供元の表示価格 | 480p で $0.05 / 秒 |
| 表示価格からの計算(2秒) | $0.10 |
| 実測の請求額(480p・2秒) | $0.2125 |
| 所要時間 | 480p・2秒で6分以上(非同期) |
| 計測日 | 2026-08-28(OpenRouter経由) |
画像と比べると桁が違います。GPT Image 2 が1枚 $0.019 なので、480p・2秒の動画1本で画像11枚分です。同じ「1回の生成」でも、UIで同列に並べると事故ります。

秒単価かける秒数、では計算できないんですか?

2秒で $0.10 のはずが $0.2125 でした。1本流して請求額を見たほうが早いです。
動画は同期で返ってこない
画像は実行するとその場で返ってきますが、動画は非同期です。実行するとポーリング用のURLが返り、完成をこちらから確認しにいく形になります。480p・2秒でも6分以上かかりました。
これは実装上も重要です。画像と同じ「押したら待つ」UIでは成立しません。ジョブとして受け付けて、完了したら通知する作りが要ります。
Seedance 2.5 は料金が事前に決まらない
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 課金方式 | トークン課金($0.0000107 / video token) |
| 所要時間 | 未計測(非同期) |
| 解像度 | 480p / 720p |
| 尺 | 4〜30秒 |
| フレーム指定 | first_frame / last_frame |
Seedance 2.5 はトークン課金です。1本あたりいくらになるかが実行前に確定しません。始点と最後のコマを指定できるという他にない機能を持っていますが、原価を事前に決めたい用途には向きません。
2モデルの比較
| Wan 3.0 | Seedance 2.5 | |
|---|---|---|
| 解像度 | 480p / 720p / 1080p | 480p / 720p |
| 尺 | 2〜30秒 | 4〜30秒 |
| アスペクト比 | 5種 | 6種(21:9を含む) |
| フレーム指定 | first_frame | first_frame / last_frame |
| 音声生成 | 対応 | 対応 |
| 原価の事前確定 | できる(ただし表示価格ではなく実測値で) | できない |

画像と動画を同じ画面に並べるな。桁が違う。
料金の見当をつける手順
- 提供元の表示価格を使わない。自分で1本流して請求額を見る
- 画像と動画を同じ見積もりに混ぜない。桁が違う
- 非同期であることを前提に設計する。同期UIは成立しない
- トークン課金のモデルには、1回あたりの上限額を自前で持つ
よくある質問
- Wan 3.0 の料金はいくらですか?
- 提供元の表示は480pで $0.05/秒ですが、480p・2秒の実測請求は $0.2125 でした。表示価格から計算した $0.10 の2倍以上です。
- 動画生成はどれくらい時間がかかりますか?
- Wan 3.0 で480p・2秒でも6分以上かかりました。動画の生成は非同期で、実行するとポーリング用のURLが返ります。
- 動画は画像より何倍高いですか?
- 実測では、480p・2秒の動画1本が GPT Image 2 の画像約11枚分にあたります。


