参照画像を渡しても似ないときに見直す3つのこと

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参照画像を渡しているのに似ない。原因は3つに絞れます。モデルの選定、参照画像の選び方、そして文章に余計なことを書いていること。順に見ていきます。

1. まずモデルを選び直す

参照画像を受け付けるからといって、人物の同一性を保てるとは限りません。実測では、参照を渡しても別人が出るモデルがありました。これはプロンプトでは解決しません。

モデル参照人物の同一性参照画像の上限
GPT Image 2保てた16枚
Nano Banana 2条件つきで保てた14枚
Seedream 5.0 Lite保てなかった14枚
2026-08-28実測。参照画像1枚、同一プロンプト。
ユイ

上限まで渡したら、それだけ似ますよね?

サキ

上限まで詰めると特徴が平均化されました。渡すなら違う角度を揃えてください。

2. 枚数より1枚の質

実測では、参照を増やすより、顔がはっきり写った良い1枚を渡すほうが安定しました。上限まで詰め込むと、かえって特徴が平均化されていきます。

  • 顔がはっきり写っている
  • 明暗差が少ない(強い影で半分潰れていない)
  • 極端な角度でない
  • 解像度が十分で、圧縮の劣化が目立たない

複数枚渡すなら、同じ人物の違う角度を揃えるのが有効です。同じ角度の似た写真を並べても情報は増えません。

ブラック先輩

参照は「誰か」を決める。文章は「何をしているか」を決める。両方で顔を指定すると競合する。

3. 顔のことは文章に書かない

これが一番効きました。参照画像を渡しているのに、文章で「切れ長の目で」「鼻筋の通った」と書き足すと、結果が参照から離れていきます。文章のほうが優先されるためです。

  • 書く:場所、時間帯、服装、動作、構図、光
  • 書かない:顔の造作、髪型(変えたい場合を除く)、年齢、体型

参照画像は「この人」を指定するためのもの、文章は「何をしているか」を指定するためのもの、と役割を分けると安定します。両方で顔を指定すると競合します。

モデルごとの制約を踏まえる

同じ参照画像でも、モデルによって受け付ける設定が違います。共通のUIで同じ項目を並べていると、どこかで通らない組み合わせが出ます。

GPT Image 2Nano Banana 2Seedream 5.0 Lite
1回の生成枚数1〜10枚1枚のみ1〜4枚
解像度の指定非対応512 / 1K / 2K / 4K2K / 4K(1Kは400)
品質の指定auto / low / medium / high非対応非対応
2026-08-28実測。

よくある質問

参照画像は何枚渡すのが良いですか?
実測では、顔がはっきり写った良い1枚が最も安定しました。複数枚渡す場合は、同じ角度の似た写真ではなく、違う角度を揃えてください。
参照画像を渡しているのに似ないのはなぜですか?
モデルが同一性を保てない性質である場合と、文章で顔を描写してしまっている場合の2つが主な原因です。前者はモデルを変える以外にありません。
参照画像の画質はどれくらい必要ですか?
顔がはっきり見え、強い影で潰れておらず、圧縮の劣化が目立たない程度が目安です。極端な角度の写真は避けてください。
この記事を書いた人unsketch 編集部

生成モデルを同じ条件で動かして、かかる時間と料金、出力の癖を記録しています。載せている数字はすべて自分たちで計測したものです。